母の病気にまつわることを自分一人で負う重みにひしがれたこの夜。 星を見上げて帰ってきた。 坂の上に、ひときわ明るく輝く白い星。 瞬きの合間から、声が聞こえた。 「いきしゃーん、ほんよんでー」 アパートの廊下からわたしを呼ぶとしぼうの声だ。 とし…
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