Why Mac?
先月来、友人二人から「Macの使い心地」について質問を受けた。
それぞれに、Macbook Airの購入を検討しているらしく、また二人ともこれまではWindowsを使っていたようだった。
Windowsからの移行はスムーズにいくだろうかという質問に対しては、19年間Macしか使ったことがないので答えることはできなかった。
わたしがコンピュータを買おうと思い立って、最初に相談した編集者は、いわゆるMac宣教者だった。
それでわたしもその気になって秋葉原へいったのだけれど、、自分自身店頭でデスクトップを見たとき、Macのアイコンとフォントでないと操作したくないと思った。
悪口になってしまうけれど、Windowsのアイコンは平面的、フォントは角張っていて文字の線の肌理が粗かった。
それ以来、5台めだ。
いまのMacBook Airは、2年半使っている。
黒のキイは初めてだったが、すぐに慣れた。
ちょっと前からNのキイが擦れて文字が見えなくなっている。
Nってそんなに頻繁に使う文字なのだろうか。
Macのおかげで、頭のなかに浮かんだことがフレーズになるまでの時間が著しく短縮された。
文体もスピードによって変わったのではないかと思う。
あまりに速くて、いまは考えているのか書いているのか、自分でも捉えられない。
書くほうが先にいっているように思う瞬間もある。
WordとMailとSafariとiTunesしか使っていなくて、スペックがもったいないことこの上ないが、これからもMacだけに10本の指を捧げることになるだろう。