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羽生千夜一夜 

羽生さくる 連続ブログエッセイ

夏休みはやっぱり短い♪

タイトルは大江千里ポンキッキーズ・メロディから。

夏休みになるとこどもたちと口ずさむ曲だ。

 

あしたから8月。

わたしの場合、夏休みがうれしかったのは7月中だけ。

8月に入るなり「もう終わっちゃう」と思っていた。

ずいぶんと悲観的なこどもだったものだ。

 

ではそのうれしい7月中に宿題を済ませてしまい、8月はもっぱら悲観に当てたのかというと、もちろんそんなことはない。

7月中は、毎日、夏休みだあ...とほわんほわんして終わる。

8月は、母の帰省だの、親戚の上京だのにつきあっているうちにお盆までが過ぎてしまい、宿題は最後の10日間でやっつけていた。

 

当時から現在まで「お盆」という期間にどうもなじめない。

母の実家に初めて帰った2歳前のお盆に、浴衣を着せられて、赤紫色の小さな提灯を持って歩いた記憶がかすかにあるのだけれど、その後はお盆らしい行事の経験がない。

家系やルーツと無縁の環境に育ったのだった。

 

だから毎夏、世間が「お盆で」うんぬんといわれてもぴんとこないし、人の口から聞いても、そこだけ「よくわからない」話題になってしまう。

帰省ラッシュの渋滞がひどいとか、すぐにまた上りの渋滞だとか聞くと、そんな一斉に休みを取らなければいいのに、お墓参りだって帰ったときにおのおのすればいいのに、と思う。

お盆についてだけ外国人みたいなものだ。

 

あしたからの8月。

大学生のこどもたちが長い夏休みを過ごしているから、わたしも御飯を作る回数が増えて出たり入ったり、あわただしい。

体感として一日が「短い」夏休みにまたなりそうだ。