羽生千夜一夜 

羽生さくる 連続ブログエッセイ

手芸本

きょうもまた買ってしまった手芸の本。

クロスステッチで刺繍した小布をはぎ合わせて作るピンクッションの本だ。

編み物ならともかく、刺繍はほぼ未経験。

できるかどうかわからないが、作品がかわいらしくてつい購入。


これでもう来週にも材料を揃えて始めるんだろうな、他にもやることいっぱいあるのにな、と自分のことながら諦めの境地に近い。


わたしが手芸本を買うときの決め手は、作品のかわいらしさもさることながら、いちばんは出版社である。

NV社には全幅の信頼を置いている。

作りかたの説明が丁寧で誠実、基礎技法も詳しく見せてくれる。

同じテーマで何種類か出ていたら、迷わずNV社のを選ぶ。


次点はB出版局。

歴史ある洋裁学校系列の出版社だけに、説明がきちんとしている。

ただ、デザインに少し癖がある。

同社の長寿雑誌Sとも通じるデザイナー魂が、手芸本にはやや重い。

個人的感想ではあるが。


きょう買った本もNV社から出ているもの。

作りかたページを熟読しながら、どれを作ろうか考えるのも楽しい。