I am here for you 2
愛とはただ在ること...
一夜明けて考えてみると、自分のしてきたことを、そう「だめだった」「なってなかった」と否定することもないかな、と、ちょっと尊大気味に。
そのときそのときには「いまはこれが精一杯」(by ルパン三世)だった。
わがままだったことも、押しつけだったことも、ひとりよがりだったことも、そのときには「愛しているから」と思っていた。
ただ、そうしているうちに、少しずつ成長し、前進してたどり着く言葉がある。
それが、昨夜の
「あなたのために、わたしはここにいます」
だったのだ。
「わたし」が「わたしである」ことを疎かにしたまま、この言葉を口にすると、そら言になるだろう。
自分の心と体をひとつにしてから、落ち着いて、愛する人にいってみてください、とハン師は勧めている。
「わたしは本当に、あなたのためにここにいます」
書き写していると、この言葉に実際的な力があることが感じられる。
どうしたら愛する人に愛されるのだろう、どうしたら気持ちがわかってもらえるのだろう、なにをすれば、どう考えれば、どんな自分になっていれば。
不安のなかで、問いは波のように後から後から襲ってくる。
いくつ問いがあろうとも、答えは一つだったのだ。
I am here for you.
尊い命が、もう一つの尊い命のために「ある」。
人を創った神の見たいものは、そうして輝くわたしたちの命の光に違いない。