外堀通りの舗道を、小学生だった娘といっしょに、新橋のほうから数寄屋橋に向かって歩いていたときのこと。 前髪のあたりに「しゅっ」という気配を感じて、わたしは反射的に腰を引いた。 その刹那、半歩先に木片が落ちてきた。 板チョコを横に二枚並べたくら…
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